星を撮りたい
もうすぐ連休ですね。
僕の会社のカレンダーの表記では10連休となっており大変ありがたいのですが、個人のカレンダーでは何故か数日ほどお仕事が入っています。ごきげんよう。
そのように個人的には大型連休というわけでもないので、どこか遠い土地へ自分探しの旅に出ることもできず、なんとなくふわっと浮足立った中途半端なレジャー気分だけを味わい、ただただ時間だけが過ぎていくのでしょう。
唐突ですが、僕、星眺めるのが好きなんですよ。
以前は隙あらば星空スポットを巡るようなことをしていたのですが、去年は某VRゲーム、今年は仕事に沈むようになったこともあり最近全然見れてないんですよね。
まぁ、見に行く時間が無いというよりも、見に行く気力が起きないというのが正確な表現ですね。つまらん大人になってしまった。
最初は望遠鏡で眺めることから始めてたんですけど、そのうち写真も撮りたくなり、カメラを購入したのがだいたい4年ぐらい前。
CanonのKiss x7を買ったのですが、購入時に店員さんから「運動会や家族旅行など、荷物が多くなりがちなお子様とのレジャーにぴったりですよ」と説明されたの今でも覚えてます。独身の男が星を撮るために買ってすいませんでした。
そして、ネットで撮り方を調べ、初めて撮った一枚がこちら。
上手いとか下手とかいうレベルですらなかった。買いたてほやほやのカメラからこんなん出てくるのは結構ショックだったなぁ…
でもまぁ、ちょうどその頃は「宙のまにまに」と「planetarian」にハマってた時期で、星に対するモチベーションは維持していたので、この後もめげずにちょいちょい練習を重ねるうちに、徐々にそれっぽいのが撮れるようになってきて加速度的に楽しくなってきましたね。
僕は写真現像の際、ガンガンにレタッチで色や明るさを付けて遊びます。
新海誠を見て育った類の人類なので仕方ない。夕焼けは赤から青へのグラデーション、水面は常にきらっきらと光り、風が吹けば紙飛行機が舞い上がる。そういうが正しい世界だと信じてるタイプのオタクです。
なので仕上げる方向は、どうしてもアニメっぽい雰囲気になりがちです。
レタッチをやってみると、全体の色温度を変えるだけでも印象が大きく変わったり、意外と星がひとつひとつ違う色で発光してるってことにも気が付いたり、偶然流れ星が撮れてるのに気がついたりと、作業の中に喜びポイントが散在しているのでかなり幸福感が湧いてきます。
逆に言えば、そういう結果を予想できていないまま撮影している…つまり、適当にシャッターを切ってるってことなんですけどね。
そのぐらい適当に遊ぶ感覚の趣味が心に潤いをもたらすのでしょうね。きっと。
……記事を書いたら、少しは連休中の行動意欲が湧いてくるかと期待してましたが、どうやらその効果は無さそうです。まずいなこれは…
連休、何しようかな…