Rd.1 Nürburgring
まぁ、この写真はFSWピットですが。
いよいよ始まった開幕戦。
結果から言うと2位でした。tatsuさんに1.8sec差で届かず。惜しかった。
Rd.1 NBR
— 皿洗い@七人の侍 (@wrx_overrun) 2021年1月23日
1st @tatsu78_vrc
2nd @wrx_overrun
3rd @kanon_sc
4th @reflex_1124
予選の話。
予選セッションは20minだけど、ニュル複合コースは1週で9分近く使う為、アウトラップを除いてアタックラップは実質1~2週。ほぼ一発勝負なんですよね。
他の車との接触やスタックを受けたくなかったので、セッション開始直後から出走し、後ろから追いつかれても嫌なのでアウトラップもそこそこのペースで流してアタック。8分43秒を出してそのままピットへ。
その後tatsuさんのアタックがあるも、8分46秒でぎりぎり何とかポールポジション獲得。ニュルで3秒差はなかなか接戦で、ワンミスで簡単にひっくり返るなと改めて感じた。
kanonさんとreflexさんは接触があったようで有効タイム無し。これが怖かったのよね…。
自分の予選アタックも何か所かミスがあったけど、まあもうここのコースでは多少のミスを過剰に反省するとやってられないので良しとしましょう。
決勝の話。
ポールの僕がペースコントロール権を持っているので、ローリングスタートでちょっと仕掛けました。
スタート上限車速の120km/h程度まで加速した後、一度あえて80km/hぐらいまでペースをグッと落とした後すぐに、シグナルグリーンのタイミングでちょうど120km/h到達になるように再加速してスタートをかけた。
先行車の急なブレーキングと再加速。そうです。高速道路での渋滞原因のメソッドですね。
これはかなり上手くいって、スタート直後から2位以下全員から大きく距離を離すことができた。若干下品なやり方ですけど、ペナルティ貰うような違反ではないですし、何より本気で勝ちを取りに行ってたのでこの程度の汚れ仕事はやりますね。実際のSUPER GT等のレースでもセーフティーカー明けのコントロールでは常套手段ですし。
ただまぁ、その割とすぐにtatsuさんに普通にコーナーでインからあっさりと抜かれ、その後はただひたすらにtatsuさんの後ろを追いかけ続けそのままフィニッシュ。
言葉にすると数行ですけど、ギャップ2~5秒の関係でニュル複合を3週走り続けるのはなかなか極まったしんどさがあって楽しかった。
お互いにノーミスという訳でもなく、相手がミスすると「あ、これイケる!」と思って攻めるものの、今後は自分がミスして離される…を延々と繰り返した75kmの道のりでした。あー悔しい。
この一連の集いは事前準備含めたガチった勝負故に、遊びの中ではなかなか踏み込まない領域の精神状態まで到達しちゃうので、かなり良いストレス発散になった。
直接的な他人との競い合いに全力だった為か、邪な他人へのマウント欲や承認欲求など、その辺のそういうのが全部吹っ飛んだ。究極のODAYAKAになった。
SNSで敏感に感情を揺さぶられ疲れている方、一緒に走りませんか? FIA GT3車両は全ての感情を受け止めてくれますよ。
次のRd.2、舞台は宮城が誇る名所のスポーツランドSUGO。魔物と戦います。
次戦以降は累計の勝利ポイントに応じてハンディ(リストリクター径制限)が入るので、良い感じに優劣がひっくり返ります。頑張ります!
ちなみに、シリーズ優勝者は名誉職として「イ都高 教習教官」の役職が貰えるそうです。