音楽少女
最初の記事は何のことについて語ろうか悩みましたが、シンプルに好きなものについて書くことにします。初っ端からオタク趣味の話です。
音楽少女を知ってますか?
Cosmic recordという最高にイカしたレーベルがあるんですが、そこで生まれたキャラクターソングプロジェクトが「音楽少女」
コンセプトがこちら。素敵ですね。
キャラを起こして、声優を起用して、曲を作って、CDにしました。って言うと陳腐なコンテンツに聞こえますが、音楽少女はとにかく曲がカッコいい…
キャラ別で担当ジャンルがあり、ロックな子、エレクトロな子、ポップな子の3人がいます。どの子も良い曲ばかりで、イラストもいつも可愛い。やっぱ素敵ですね。
Cosmic recordは音楽少女以前から、TaishiもといElectro.musterのごっつカッコいいトランスでのゲームタイアップ曲等で猛威を振るっていたレーベルなので、楽曲が最高になっちゃうのはわかってたこと。
それ以外で、音楽少女がやべーなって感じる最大のポイントは、3人のキャラ(=ジャンル)がそれぞれ方向性がブレることなくしっかりと確立しているところなんですよね。
これは楽曲を追い続けないと体感し辛いもので、文字で上手く説明しきれないんですけど、じわじわと理解してくるものがあるんです。「あ、こいつはこういう奴だな」というあれ。
「ちょっと流行ってるEDMテイストのキャラソンも作ってみました」というものではないんです。1曲単位での表現ではなく、キャラクターの存在での表現…みたいな?…製作陣の意図が違ってたらどうしよ。恥ずかし。
とにかく、CDをリリースする毎にキャラが高純度な存在になっていき、そんな状態でたまに3人で1曲を共演したりするもんだから、そりゃもう最高になっちゃう訳です。
群で生まれて、個で動いて、個が大きくなって、また群になって…
こういう動き、生きてる感じがして良いですよね。好きです。
何事においても、こういう「群と個」が上手くサイクルするような動きがあるところって、なんとなく良い成長や生産をしているような気がします。少なくとも停滞はしていない。ポジティブ。
…と、もはやキャラとか曲とか全然関係のない領域でも、音楽少女が好きなんです。
良いですよこのプロジェクト。
ちなみに、2015年にはアニメ化もされています。
1話完結の作品ですが、綺麗にまとめられており良作です。
もう週末にBigRoomとかElectroHouseのDJばかり聴くの飽きちゃったよ…という方がいらっしゃいましたら、どうぞ気分転換に音楽少女に触れてみてください。
もしかしたら気に入るかもしれません。
(そして誰か音楽少女の曲でDJやってくれ…)